6/26_大学のこと 中期目標

残念ながら、未だに耳鳴りが止みません。
これ、耳鼻科コースなのでは??

前々から自分のなかで整理したかった大学のこと書きます。前にかいた評価の絡みです。

さて、最近、話題になりました「評価」これは、何に対する評価なのでしょうか。
これは、第2期中期目標期間における大学の業務に対する評価です。
第2期ということは、第1期は?ということです。
国立大学は平成16年度より法人化しました。
法人化後、六年間を区切りとして中期目標期間が定められました。つまり、16-21年度が第1期、22-27年度が第2期、28-33年度が第3期といった具合です。
各期において大学は中期目標、それを達成する中期計画、中期計画を達成するための各年度の年度計画を立て、業務を行っております。

ちなみに、中期目標は、文部科学大臣が大学から意見を聞いたうえで、各大学に提示することに法律上なっております。(国立大学法人法
実際は、文科省からの これは入れてください!を踏まえて大学が文科省の担当者と協議しながら案を作成しています。
次に中期計画ですが、法律上は、文部科学大臣から提示があった目標に基づいて計画を策定し、大臣からの認可を得るということになっています。
これも、実情は目標提示から作成開始では遅すぎるので、目標作成とあわせて計画も作成しております。
最後の年度計画ですが、中期計画に基づき各年度の計画を大学が文科大臣に届出をすることになっております。

届け出た年度計画に基づき、業務を行い、年度終了後にその年度にどのようなことをしたのか報告書を作成、それが評価されるといった仕組みです。
冒頭の「評価」は、第2期(22-27年度)6年間通して大学の業務がどうだったか評価がなされたものです。

なお、報告書は年度終了後3ヶ月以内に提出というルールです。なので、国立大学の評価担当者は4-6月が仕事(評価事務)のピークになります。
また、いつか書きたいと思いますが、大学の評価というのは、大きく三種類(自己点検・評価、法人評価、認証評価)あります。
このうち、法人評価、認証評価においては、文科省等の外部の組織に報告書を提出する必要があり、いずれも6月末締め切りになっています。重なってしまったときのしんどさは相当だとおもいます。

そろそろ、修正も済んで提出に向けて準備されてる頃と思います。担当されてる皆様、お疲れ様でした。


評価は、他部署からは、何してるか見えにくいですし、作った報告書を読んでくれるのは評価担当者だけ。地味な仕事です。一応社会に発信していますが手応えはありません。学内での手応えすらありません。
しかし、評価担当の報告書の書きぶりひとつで、大学全体の評価が決まると思えば、この仕事の大きさはなかなかのもので、大学の一年間をここに詰め込む!くらいの気持ちがあってもいいように思います。

報告書がよくても、入学希望者が増えるわけではないですし、高評価でも、低評価でないと新聞に取り上げられません(笑)ので、失点のないような仕事をするようになると思います。
本来、評価は改善のための装置だと思うのですが、いかに言葉遊びを頑張るか、嘘にならない範囲で盛るか。そういったテクニックが必要なお仕事になっているようにも思います。

んー。


では、この辺で。
自分なりに理解して書いておりますが、誤り等ありましたら、教えていただけると幸いです。